世界で唯一の「元号」。
いろいろな意味で特殊な国である日本を
象徴している元号のトリビアです。
↓こちらもご覧ください↓
他にもある!元号のトリビア
元号は一世一元制
平成31年4月30日で「平成」が終わり、
新しい元号=新しい時代になろうとしています。
明治時代、皇室典範で「一世一元制」になり、
一代につき、一つの元号となりました。
それまでは、大きな事件や災害があったり
吉兆があらわれたりすると改元していました。
平均5年で変わっていた計算になります。
[br num=”1″]昭和、平成を知る私にとって、
非常に短いです(笑)。
現代で5年に一度、元号が変わっていたら、
システム担当者は大変ですよね。
ところで元号を決めるのは、もちろん天皇。
[br num=”1″]その中でも特殊なのは「明治」です。
[br num=”1″]な、なんと「明治」はくじ引きで決めたのです!
[br num=”1″]神様の子孫である天皇が引いたくじですので、
ある意味、ご神託なのでしょうか。
ちなみに「明治」は過去、10回候補に挙がっていたのですが、
11回目で(しかもくじ引き!)日の目をみました。
元号の最長ランキング
元号は平均5年で変わっている計算になりますが、
最短記録は74日!
「暦仁(りゃくにん)」という元号で、
「略人(りゃくにん)=人がいなくなる」につながるという
うわさが流れ、縁起が悪いことから改元されました。
元号の一番長いのは昭和。
[br num=”1″]64年間です。
[br num=”1″]第2位は明治の45年。
[br num=”1″]第3位は応永の35年、第4位は平成の31年です。
[br num=”1″]ちなみに20年以上続いた元号は12例しかありません。
[br num=”1″]近代の明治、昭和、平成のほか、
- 天平(てんぴょう)21年
- 延喜(えんぎ)23年
- 延暦(えんりゃく)25年
- 正平(しょうへい)25年
- 天文(てんぶん)24年
- 天正(てんしょう)20年
- 慶長(けいちょう)20年
- 寛永(かんえい)21年
- 享保(きょうほう)21年
の12例となっています。
[br num=”1″] [char no=1 char=”あずき”]平成は短い気がするけど、実際は長いんだね[/char] [char no=2 char=”アルパ”]元号って短い・・・[/char] [br num=”1″]
他国とかぶった元号がある!
今は日本にしかない元号ですが、
かつては中国やベトナム、朝鮮などにも元号がありました。
日本と他国と元号が被ったのが37例あります。
[br num=”1″]そのうち「天慶」はなんと5か国でかぶっているのです。
[br num=”1″]- 日本(937~947年)
- 興遼(1029~1030年)
- 遼(1111~1120年)
- 西夏(1194~1206年)
- 後陳朝ベトナム(1426~1428年)
「天慶=天の慶び」という縁起の良さを
どの国でも感じていたのでしょうね。
元号に使われている文字は?
元号は247ありますが、
使われている文字は72字だけです。
72字のうち21字は10回以上使われています。
[br num=”1″]最も使われているのは「永」。
[br num=”1″]29回使われています。
[br num=”1″]次は「天」と「元」。
[br num=”1″]どちらも27回使われています。
[br num=”1″]ちなみに平成の「平」は12回、「成」は平成の1回だけです。
[br num=”1″]平成の次の元号は何になるのでしょうか?
[br num=”1″]↓こちらもご覧ください↓
他にもある!元号のトリビア