人生には厄年があり、神社には毎年厄年生まれの年が張り出されていて、「お祓いしましょう」と書かれていますね。
そもそも厄年とはなんでしょうか?
そして日本固有の物なのか、それとも西洋の占いである西洋占星術にも厄年があるのか?調べてみました。
厄年とは?
「占いなんて信じていない」という人でも、厄年を気にする人は結構いるようです。
そもそも「厄年」って何なのでしょうか?
厄災が多く降りかかるといわれる特定の年齢のことです。
例えば、「同じ怪我をしても厄年ではない年のときは軽傷ですんだのに、厄年の時には、大きな怪我になり入院することになった・・・」という話はよくあります。
事件や事故に巻き込まれた人のニュースをみると厄年、という人が意外に多いのも事実。
ちなみに男性の厄年は
25歳、42歳、61歳。
女性の厄年は
19歳、33歳、37歳、61歳。
本厄の前年を「前厄(まえやく)」、
本厄の次年を「後厄(あとやく)」といいます。
前厄+本厄+後厄の3年間、注意が必要となります。
ちなみにこの年齢は数え年になります。
数え年とは、お腹の中にいた期間も含めた年齢で、満年齢+1歳となります。
今現在、28歳の人は数え年29歳になるのです。
厄年の時はあまり活発にならず、厄年が明けた後に向けてエネルギーを充填する年にしましょう。
西洋占星術にも厄年ってある?
ところで「厄年なんて、日本だけでしょ?」という人もいるかもしれませんね。
でも実は、ヨーロッパ生まれの西洋占星術にも「厄年」は存在します。
西洋占星術の厄年は「サターンリターン」という呼び方になります。
直訳すると「悪魔の帰還」。
いかにも「厄年」っぽい名前ですよね。
サターンリターンは29歳~30歳までの1年間。
ちょうど土星がホロスコープの十二宮の星座を一周して、生まれた時の位置に戻ってくる年齢です。
土星は英語で「Saturn(サターン)」。
「Satan(悪魔)」のスペルと似ているので、この1年を不吉な年と定められたそうです。
意外にあっけない理由ですよね(笑)。
西洋占星術における厄年も、日本の厄年と同じように、充電時期と考え過ごしましょう。
今日のことだま
厄年は次のステップの充電期間
西洋占星術にも厄年がある