むか~しむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに、
おばあさんは川へ洗濯に…
といえば、「桃太郎」。
日本人なら誰もが知っている桃太郎のお話です。
実はこのお話、占いが関係しているってご存じですか?
桃太郎に出てくる鬼のイメージ?
桃太郎に出てくる「鬼」
占いや風水で「鬼」といえばそう、「鬼門」です!
鬼門は北東にありますが、これは干支でいう「丑寅」の方位になります。
丑(=牛)は2本の角があり、
寅(=トラ)は黄色と黒の縞模様(いわゆるトラ柄)。
そうです!二本の角を持ち、トラのパンツをはいた生物…まさに「鬼」なのです。
桃太郎は五行占いで計算されて作られた深い物語だった!
そして鬼門の反対方向にある「裏鬼門」。
鬼の出入りを封じる方位ともいわれる裏鬼門は、南西の「未申」の方位。
おやおや、ここに「サル」がいますね。
そう鬼の反対方向にサルがいます。
十二支の順番では「申」→「酉」→「戌」となります。
これって、桃太郎の連れの動物ですよね!
「申」「酉」「戌」は西にあたります。
この西という方位は五行で「金」を指します。
そういえば、桃太郎の最後は、鬼から「金銀財宝」をもらうんでしたっけ。
また「金」は秋の象徴とされ、その果物は「桃」なんですよ!
しかも桃には「邪気(=鬼)を祓う」力があるといわれています。
このロジック、すごくないですか?
ここまで緻密に計算されて(?)作られた話なんです!
この話を理解した上で桃太郎の話を聞くと、「深いな~」ちょっと感慨深くなってしまうのは私だけでしょうか?