「この○○は遺伝子組み換えではありません」と表示された納豆や豆腐を見かけるようになって、何年も経ちますね。
最初は敏感に反応していた消費者も、最近ではあまり感じていないような気もします。
遺伝子組み換え食品が、体に良くないと思う方も多いですが、遺伝子組み換え食品が国中にあふれているのはどこなのか、そして遺伝子組み換え食品の忍び寄る恐怖について、紹介していきます。
遺伝子組み換え食品が溢れる国はどこ?
実は日本は「超・遺伝子組み換え食品輸入国」。
日本は世界で一番、遺伝子組み換え食品を食べている国なんです。
日本で流通する大豆の8割は遺伝子組み換え大豆!
豆腐や納豆は日本の食材だし「これなら安全!」と思っていたら、知らず知らずのうちに口にしてしまっています。
なぜなら、大豆を加工すると「遺伝子組み換え」表示をしなくてもよい、という法律があるからです。
大豆は醤油、味噌、煮豆、きな粉、湯葉…などなどいろいろなものに加工されます。
特に安売りの醤油と味噌は危ない!
と聞いたことがあります。毎日、口にするものだけに気をつけたいですね。
遺伝子組み換えの忍びよる恐怖とは?
では、なぜ遺伝子組み換えがだめなのでしょう?
理由はいくつかありますが、ひとつは、遺伝子組み換えをした作物に撒く農薬に問題があります。
あのベトナム戦争で使われた枯葉剤を作った会社の農薬で、その成分は枯葉剤とあまり変わらないとか。
つまり、摂取しつづけると体内にたまって、奇形児や流産などの影響が考えられるそうです。
そして二つめが、スーパーワームの出現。
遺伝子組み換えをした植物を食べた虫は、遺伝子構造が変化して農薬をかけても死なないスーパーワームになっているそうです。
遺伝子組み換え食品を食べている私たちの遺伝子構造も変化するのでしょうか…
虫に影響がありますから、長期間で人の体にも影響が出てくるのが予想がつきます。
街に溢れている遺伝子組み換え食品を簡単に手に入る日本。知らぬ間にその食品を摂取することで、無言の恐怖が忍び寄っています。
なるべく生産者の方の顔が見えるものを食べるようにして、地産地消を心がけたいですね。