犬や猫などのペットが認知症の予防に効果があるという報告がたくさんあります。
認知症患者にもペットが有効
認知症患者とペットが交流すると心理面、体の健康面、社会性などがアップするという結果があるそうです。
ペットが脳を活性化しているということですね。
それはなぜでしょうか?
まず、ペットは世話が必要です。
ごはんの時間や量、トイレの世話、予防注射や健康管理など覚えておかなければならない項目がいくつもあるのです。
これが脳への刺激になりますし、また規則正しい生活になるのです。
犬の場合は散歩が、猫の場合も一緒に遊ぶ時間が必要になってきますよね。
散歩や一緒に遊ぶ時間を過ごすことで飼い主の運動にもなります。
体を動かすきっかけになりますね。
脳の活性化のポイントは?
そして一番のポイントは「ペットと会話すること」
「○○ちゃん、ごはんよ!」
「おしっこしたの?」
「おさんぽ行こうか?」
と話しかけると、ペットが言葉を理解し反応します。
特に一人暮らしの場合は、会話する機会が減りますから、ペットを飼うのはかなり有効です。
家族がいる場合は、ペットについて話し合うなどコミュニケーションも生まれます。
「会話する」というのは、すごく脳に刺激を与えるのです。
そして、ペットとの関わり合いから喜びや張り合いも出てきますよね。
気持ちが豊かになることも脳の活性化につながります。