恐ろしい邪気の作用
人には「気」が流れていますが、この気のうち悪いものを「邪気」といいます。
邪気が溜まると
- 病気ではないのに体が重い
- なんだかだるい
- 気分が落ち込みがち
- とにかくツイていない
といった悪影響が出てきます。
邪気を取るには、日本酒を入れたお湯に入るとか塩を使って祓うとかいろいろな方法がありますが、
今回はヒバ湯を使った邪気祓いの方法をご紹介したいと思います。
ヒバは干葉と書きます。
千葉じゃないですよ。干した葉のことです(笑)。
大根の葉を干したものです。
最近はスーパーでも葉がついた大根をあまり見かけませんので、見つけた時に、まとめてつくってください(笑)。
定期的に邪気祓いができるといいですね。
ヒバ湯の作り方
ヒバの作り方は、大根の葉を一週間陰干しするだけ!
簡単でしょ!?
ヒバ湯1回分のヒバの量は大根3~4本分。
木綿の袋に入れたヒバを、水に入れ鍋で15分~20分煎じてお風呂に入れます。
(水から煮出します)
水を張ってお湯を沸かすタイプのお風呂なら、鍋で煎じなくても水を張った浴槽にヒバを入れるだけです。
このヒバ湯は刺激が弱いので、体の弱っている方にもおすすめです。
邪気を祓うだけではなく、冷え症にも効果アリ。
大根の気が盛んなのは10月~6月といわれています。
大根の気が弱る7月~9月はヨモギ湯をお勧めします。
ヨモギ湯は、ヒバと同じようにヨモギを一週間陰干しにしたものでもいいですし、生でも効果はかわりません。
陰干ししておくと日持ちしますので、そちらがおすすめかな。
ヨモギが手に入らない~!
という方は漢方薬局へGO!
1回30g位をお風呂に入れてください。
ヒバ湯もヨモギ湯もとても効果がありますので、長湯は禁物ですよ!