まもなく平成が終わり、新元号となりますね。
元号が変わると時代も移り変わっていきます。
[br num=”1″]今回は、元号にまつわるトリビアをご紹介します。
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[br num=”1″]元号とは何か?
世界で初めて元号が使われたのは、
紀元前140年の中国、前漢の武帝の時代。
「建元(けんげん)」という元号です。
[br num=”1″]それから教科書にも出てくる「清(しん)」まで続きます。
[br num=”1″]元号とは、「君主が特定の時代に名前をつける」ことで、
君主が空間だけではなく時間まで支配するという考え方に基づいています。
中国から始まった元号は、アジアを中心にベトナムや朝鮮、日本に広がっていきます。
[br num=”1″]1945年ベトナムの元号廃止により、
元号を使っているのは、世界で唯一、日本だけになったのです。
日本の元号の始まりとは?
日本で元号が使われるようになったのは
「大化(たいか)」からです。
645年の「大化の改新」の「大化」ですね!
[br num=”1″]日本書紀によると、大化の時代から
「日本」という国号と「天皇」という称号の使用が始まりました。
「大化」から平成30年までの1373年間に
247の元号が使われています。
平均すると5年に一度、元号が変わっているのです!
[br num=”1″]今からは想像できませんが、
近代以前、元号はころころ変わっていました。
国内に大きな事件や災害があったとき、
吉兆のしるしがあらわれたときなどに変わりました。
元号が変わった理由 ~ウソのような本当の話~
奈良時代、聖武天皇のもとに
甲羅に北斗七星の模様が入ったスッポンが献上されました。
それを見た聖武天皇は
「これは縁起が良い」と言ったかどうかわかりませんが、
元号を「霊亀」に変えました。
同じ奈良時代。
[br num=”1″]44代元正天皇は養老の滝の一角にある菊水霊泉を訪れました。
[br num=”1″]その水で、手の皮膚が滑らかになり、
痛いところにつけると痛みが取れたことから
「養老」に改元。
また良い雲が出現したときは
「慶雲」と改元したという、
なんとも気軽な(?)改元でした。
対馬で金鉱発見の一報が入ったときは、
縁起が良いと「大宝」に改元しました。
ところがその3年後・・・。
[br num=”1″]対馬に金鉱がないことが判明したとたん、
改元してしまったそうです。
江戸時代、明和という元号がありました。
明和9年(1772年)、15000人が死亡した江戸の大火事が起こりました。
[br num=”1″]明和9年に起こったことから
明和9年=めいわくねん=迷惑年に通じるからとウワサがたち
安永に改元したそうです。
元号は2文字とは限らない!
元号=2文字というイメージがありますが、
実際は4文字の元号が5例あります。
東大寺を建立した聖武天皇は
3つの元号を使用しています。
神亀 → 天平 → 天平感宝
[br num=”1″]ここで4文字の元号が初登場します。
[br num=”1″]次の天皇である考謙天皇が
天平勝宝、天平宝字、天平神護、天平景雲と
4つの元号を使用します。
天平景雲の770年を最後に
4文字の元号が使われることはなく、
以降は2文字となっています。
平成の次の元号は?
平成31年4月1日に発表される新元号ですが、
どんな名前になるのでしょうか?
平成の時とは違い、
前もって新元号がわかるため、
システム改変などの準備ができそうです。
元号が変われば、時代も変わります。
[br num=”1″]次の時代は、どんな風になるのでしょうか?
[br num=”1″]平和で幸せを感じる時代になってほしいものですね。
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他にもある!元号のトリビア
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