アンカリングとは?
「ある場所に行くと 思い出がよみがえる・・・」
「○○の曲を聴くと その時の感情を思い出す」
そんな体験はありませんか?
特に辛い思い出などの場合は「思い出すから行きたくない」ということも多いのではないでしょうか。
これを心理学では「アンカリング」といいます。
アンカリングとは、五感からの情報がきっかけになり特定の感情や反応が引き出されるプロセスのこと。
イチロー選手は、ホームに立ったときにバットで前に突き出すポーズをしますよね。
あれです。
特定の動きをすることで、最高のパフォーマンスを引き出すようにしているのです。
アンカリングでパフォーマンスを上げる方法とは?
アンカリングは、感情体験が強ければ強いほど強力なアンカーがかかります。
このアンカリング、上手に使うと、ものすごい効果を発揮します。
例えば、ベッドで本を読む習慣のある人は「ベッドに行くと本を読みたくなる」というアンカーがかかっています。
同じようにお子さんが部屋でゲームをしていると、部屋に行くとゲームをしたくなるんですね。
リビングのテーブルでしかゲームをしない、というアンカーをかけておけば、リビングのテーブルにくるとゲームをしたくなる・・・ということになるわけです。
ゲームや読書、音楽を聴く場所などそれぞれの行動する場所をあらかじめ決めることで自然にそれをしたくなるように設定しておくといいですよ!
心理学ではアンカリングをもっと効率的に設定することができます。
アンカリングを上手に使うことで自分の最高の状態を作ることができるのです。