人に何かをしてもらった時、人から何かをいただいた時、「お返しをしなくっちゃ」という気持ちになりませんか?
お返しをする方、しない方はそれぞれですが、相手からお返しの仕方で人間性を評価されているかもしれません。
お返しは人間の心理のひとつ?
お返しは、人間が持つ心理のひとつで返報性の原理というものです。
通過儀礼的にお返しする場合や、人に借りを作ったままでは納得できないという性格、自分に関わってくれた人の幸せを願いたいという考え方など、お返しの理由はさまざまです。
冠婚葬祭などの場合は、地方によって金額などに違いがありますが、一般的にお返しする場合「半返し」です。
だいたい半分くらいをお返しするということですね。
事情にあわせて半返しではない場合もあります。
いただいた相手の方に「お返しにこんなにお金をかけて大丈夫?」と心配をかけるのも相手の方に失礼です。
そんな時は少し控えめの額でも相手の方にあった物を選んだり、会食の機会を設ける、というのもアリですね。
ただお返しするときに「お返しだから」とはっきり言ってしまうと、「もらったから返す」という風にとられかねませんのでご注意を。
お返しの仕方で評価されている
最近のママ友事情でいうと、「○○さんの子供にお菓子をあげても何も返ってこない」「○○さんに何かしてもお礼もない」などといった人間関係が増えているような気がします。
育った環境で知らないだけなのかもしれませんし、あまり意識されていないだけなのかもしれません。
でもそこに「○○さんはこんな人」と評価され、お付き合いの度合いが変わってくるのも事実。
空気を読む日本人だからこそ気配りが必要なんですよね。
その気配りが人と人とを結びつけているのですから、面倒くさいと思わないで、お返ししましょ♪
物をあげる側にも、お返しを期待しないことが大事とも言えますね。