ヒトの3大悩みは、恋愛、人間関係、仕事についてだといわれています。
特に仕事については、ストレスが原因・・・といわれます。
ストレスから心の病になったとか、ストレスが原因で健康を害したとか、よくある話しです。
よく使う「ストレス」。ストレスって何なのでしょうか?
ストレスの正体とは?人類にとって必要なもの?
ストレスとは、何らかの刺激に対する反応で、そのときの「心や身体の状態」です。
「ストレス=嫌なこと」というイメージを持たれている方は多いと思いますが、本当にそうなのでしょうか?
・近所の嫌いなおじさんに怒られた。・会社の上司から嫌みを言われた。
といった「嫌なこと」はもちろん、ストレスです。
・明日は休日。テーマパークに遊びに行くぞ!・今日はデート。一日彼と一緒でワクワク!
実はこれもストレスなんですよ。
ストレスは刺激に対する反応ですので、嫌なことも、嬉しいこともすべて当てはまります。
これらのことから「ストレス=悪」とは言えないですよね。
ストレスは必要なもの?
また逆に「ストレスがない状態」とは何の刺激や変化もない、何もない状態なのです。
刺激や変化がないとどうなるのか。実は命にもかかわることなのです。
動物園にいる動物と野生の動物、どちらが長生きか、というと・・・実は野生の動物の方が長生きするそうです。
意外じゃないですか?
動物園にいる動物は定期的にエサをもらえるので、食事の心配もありませんし、敵に襲われる心配もありません。
つまり、野生の動物に比べると刺激が少ないのですね。
このことから、ある程度のストレスは健康を保つために必要だということがわかります。
イヤなことでも、考え方を少し変えるだけで、そこまでイヤなことでもなくなります。
ストレスは健康に必要。
そう思えば、ストレスとも上手につきあっていけそうですね。