睡眠不足=睡眠負債とは?睡眠の働きは?
特に夏は、エアコンで体を冷やしてばかりいると次の冬に体調がすぐれない・・・ということになりかねません。
「寝付きが悪い」
「熟睡できない」
「夜中に目が覚める」
これらは「睡眠負債」であり、溜まってくると脳にも体にも悪影響を及ぼすことに。
そもそも睡眠の働きには
②記憶を整理して脳に定着させる
③ホルモンバランスを整える
④免疫力を上げる
⑤脳の老廃物を除去する
ことが挙げられます。
睡眠不足が続くと太りやすくなったり、アルツハイマー型認知症になりやすくなったり、というリスクがあるのです。
では質の良い睡眠を取るにはどのようにしたらよいのでしょう。
寝入りの90分が睡眠の質の良さを決めるのをご存じですか?
寝入りの90分をしっかり眠ることができると、その後の睡眠のリズムも整うのです。
そして朝と夜、それぞれの過ごし方でも睡眠の質を高めることができます。
睡眠の質を高める!朝と夜の方法とは?
睡眠の質を高めるためには朝と夜の過ごし方が大切です。
睡眠の質を高める朝の過ごし方
朝だからこそできる、睡眠の質を高める過ごし方を意識してみましょう。
毎日やってみると、体がきちんと反応してくれるようになります。
①朝起きたら裸足で太陽光を浴びる
裸足で太陽の光を踏むと脳が活性化します。
そして太陽の光を浴びながら体を動かすことでメラトニン(眠りを誘うホルモン)の分泌を抑えるのです。
②冷たい水で手を洗う
深部体温と皮膚温度の差を広げることでしっかり目が覚めます。
③目覚まし時計は20分間隔でセット
レム睡眠の時に目覚ましが鳴るとスッキリ置きやすいです。
最初のアラームは低音量で。
④汗だくになるのを避ける
汗だくになると深部温度が上がりすぎ、その後体温が下がることで眠気が出ます。
⑤朝食はしっかり噛んで食べる
エネルギー補給と深部体温を上げる役目が。
睡眠の質を高める夜の過ごし方
夜のちょっとした過ごし方で睡眠の質がぐっと高まります。
夜更かしすると、かえって体に疲れが残りますので、ほどほどに。
①入浴は就寝90分前に
深部体温が上がった分だけ体温が下がろうとするので、眠気がきやすくなります。
②忙しいときは足浴を
足浴でも効果アリ。
③通気性の良い枕を使う
脳の休息には脳の温度を少しでも下げる方が良いので、そば殻入り枕や塩枕がオススメ
④夕食に冷やしトマト
トマトやキュウリには体を冷やす作用があります。
お酒を飲み過ぎると睡眠の質が下がりますが、少量なら寝付きは良くなります。
普段からできる簡単なことばかりです。
これで夏の睡眠の質を高めて、次の冬に体を備えましょう。
今日のことだま
暑い夏にしっかり良い睡眠をとると
次の冬の健康状態が良くなります