モーゼの十戒が刻まれた石版を納めたといわれる契約の箱。
この契約の箱は歴史の中で失われ、「失われたアーク(聖櫃)」とよばれています。
「レイダース/失われたアーク」として映画にも出てきた、アレです。
失われたアークは四国の剣山にある?
このアーク、四国の剣山にあるのでは?といわれています。
剣山の山頂にあるといわれるアークを隠すために空海が作った結界を張る仕掛けが、「四国八十八カ所」といわれています。
八は「ヤー」で、ヤハウェを指すともいわれます。
この「八」を二つならべた「八十八」で四国を「死国」として、剣山から目をそらさせるトラップなのではないか、という説もあるのです。
四国八十八カ所を巡るとわかるのですが、徳島の最高峰の剣山を一度もみることができないのです。
不思議ですよね~
剣山はその昔、「鶴亀山(つるぎさん)」といわれていました。
鶴と亀といって思い出すのは「かごめ歌」。
「かごめ、かごめ、かごの中のとりはいついつでやる夜明けの晩に鶴と亀が滑った後ろの正面だあれ」
この歌はヘブライ語で訳すと
「誰が守る? 誰が守る?堅固に封じられ、安置されているものを取り出せ 契約の箱に封じ納められた 神器を取り出し 代わりにお守りの形をしたものを造った
未開の地に 水をたくさん引いて 水を貯め その地を統治せよ」
という意味になるのだとか。
この意味にある「水をたくさん引いて水を貯め」というのは、剣山の山中(しかも標高の高い場所)に200個あるともいわれる人工的な湖をさしているのではないでしょうか。
そして、カゴメといわれる六芒星はイスラエル国旗に書かれているダビデの星と同じ・・・
徳島と天皇家の関わりとレイライン
また剣山のある徳島は、天皇家と深い関わりがあります。
天皇が即位の礼のあとはじめて行う新嘗祭のことを大嘗祭といいますが、このときに使う「大麻の織物=麁服(あらたえ)」は剣山の梺にある三木家しか作れないことになっています。
三木は「三ツ木」が語源であり、「ヒツギ」がなまったものともいわれるのです。ヒツギ=契約の箱を彷彿とさせますね。
できあがった麁服は、大嘗祭の時に、「籠目の箱」と呼ばれる容器に入れ保管されます。
空海といえば・・・伊勢神宮と剣山を結ぶ直線のちょうど中間に高野山があります。
高野山には剣山と同じ地名がたくさんあります。
これは、空海が剣山の存在を隠すために仕掛けたのではないかといわれています。
伊勢神宮と剣山を結ぶ直線を伸ばしていくと富士山、明治神宮、皇居、鹿島神宮が、反対側には高千穂があります。
この直線はレイラインであり、春分の太陽軌道と重なります。
おぉ、ミステリーですね!
ちなみに徳島県は「阿波」といわれていましたが、「あ~わ」はひらがなの最初と最後。
古事記や日本書紀で国生みの最初の場所といわれるのもロマンがありますね。