『氏神(うじがみ)様』って聞いたことありますか?
全国各地にはたくさんの神社があり、大きな有名どころもあれば、地元にひっそりとある小さなお社の神社もあります。
氏神様をお祀りしている神社が氏神神社で、氏神様とはどんな神様なのでしょうか?
氏神神社ではどんな神様が祀られている?
氏神神社に祀られている氏神様。
氏神神社とは名前の通り、同じ氏姓を持つ氏族間で祖神や氏族に縁の深い神様を祀った神社です。
その神社の周辺の一定地域に居住する人を氏子(うじこ)と呼びます。
たとえば天皇家の氏神神社は、祖先神の天照大神を祀った伊勢神宮。
秦氏の氏神神社は伏見稲荷大社。
藤原氏の氏神神社は春日大社。
という風に氏族によって決まっています。
氏神様はその地域を守る神様ですからとても力を持っています。
実際、修験者の方が祈願供養する際、氏神様の力を借りる、という話しはよくあることです。
住んでいる地域を守っている氏神様を大切にしましょう。
氏神神社の調べ方!ご加護をいただくには?
自分の住んでいる氏神神社は、どうやって調べれば良いのでしょうか?
各都道府県に「神社庁」があります。
そこに電話で問い合わせるか、ホームページで調べることもできます。
住所から、その地域の氏神神社を教えてもらえます。
引越ししてきたときには氏神神社に参拝し、「○○(住所)に住むことになりました。よろしくお願いします」と自分の住所と生年月日、干支を一緒に言い、ご挨拶します。
できれば、月に1度(1日か15日がベスト)、「いつもお守りくださいまして、ありがとうございます。またお守りください。」と自分の住所と生年月日、干支を一緒に言い、ご挨拶することをオススメします。
また次の転居先に行く前には「今までありがとうございました。」とと自分の住所と生年月日、干支を言ってお礼を言います。
氏神様はすごいパワーを持っているので、毎月お参りに行くとすごいご加護がありますよ。
※神社に行くときは生理の時は避けてくださいね。