占いの語源とは?占いの時刻や方位が今も使われている!

占いの語源ってご存じですか?

占いの「占(うら)」=「心(うら)」で心は表に出ない裏のもの・・・この心を読み取るのが「占い」なのですね。

 

こちらでは、占いの語源について、そして占いの時刻や方位が今も使われていることについてまとめています。

 

占いの語源とは?

 

占いが語源になっているものもたくさんあります。

たとえば・・・「当たるも八卦、当たらぬも八卦」。

八卦というのは、「」という占いで出てくる形象です。

 

東洋では陰陽の考え方があり、この陰陽(-+)の組み合わせが8種類ありますその8種類×8種類で64卦ができます。
つまり8卦×8卦、八卦×八卦・・・なのですね。

ここから「占いは当たることもあれば、当たらぬこともある。結果はそんなに気にしないで」という意味につながっているのだとか。

 

この八卦が語源になっている言葉があります。

相撲の「はっけよい、のこった

この「はっけよい」=「八卦良い」となり、良い卦(占いの結果)が出たから、土俵に残って!みたいな意味のようですよ。

 

時刻や方位も占いと関係している!

 

四柱推命や九星気学などで時間や方位を表すときに十二支を使います。

深夜0時→子(ね)の刻とし、そこから2時間おきに「丑(うし)の刻」、「寅(とら)の刻」・・・という風に刻みました。

 

するとお昼12時は「午(うま)の刻の中間です。

ここからお昼12時は真ん中なので「正午」といわれるのです。

そして正午の前が「午前」(午の前の時間帯なので)正午の後ろが「午後」(午の後ろの時間帯なので)となりました。

 

方位については

北→子(ね)

東→卯(う)
南→午(うま)
西→酉(とり)

となります。

 

鬼門と呼ばれる北東は、「丑(うし)」と「寅(とら)」になりますので、「艮(うしとら)の鬼門」と呼びます。

逆の裏鬼門にあたる南西は、「未(ひつじ)」と「申(さる)」になり、「坤(ひつじさる)の裏鬼門」といいます。

 

良いものが入ってくる方位とされるのが、南東を表す「(たつみ)」と北西を表す「(いぬい)」。

「巽(たつみ)」→「辰(たつ)+巳(み)」
「乾(いぬい)」→「戌(いぬ)+亥(い)」。

ちなみに皇居には、南東に「巽門(たつみもん)」、北西に「乾門(いぬいもん」があります

良いものが入ってくる門として作られたのですね!

 

昔から占いは、人々の生活に根付いたものだったのですね!

 

 

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