私たちが普段なにげなく使っている数字。
ピタゴラスは「万物の根源は数である」と言っています。
その数字の中でも、「10」と「22」は特別な数字と言わており、その謎に迫ってみました。
万物の根源は数である
数秘術という占いをご存じですか?
生年月日や名前などを数字に変換してその数字から占うというものです。
数秘術をはじめたのは、あのピタゴラスだといわれています。
「ピタゴラ・スイッチ♪」
という歌が聞こえてきそうですが・・・(笑)。
学生時代に「ピタゴラスの定理」とか「三平方の定理」とか習ったと思いますが、そのピタゴラスです。
(あぁ、遠い記憶がよみがえる~(笑)。)
それはさておき、ピタゴラスは「万物の根源は数である」という思想を持っていました。
簡単に言うと、「世の中の事象はすべて数字で説明できる」ということですね。
例えば、ピタゴラスは1=神、2=女、3=男をあらわす、といっています。
2+3=女性と男性が合わさって「結婚」
6=1+2+3「神と人間が調和した完全な数」
6の約数は、1、2、3の三つで6自身を含まない約数を足した数と一致します。
このような数を「完全数」というのだとか。
10と22が特別視される理由とは
ここで話しを戻して・・・数秘術は1~9の数字を使って占っていきますが、「10」と「22」という特別視する数字があります。
1~9で良いのでは?と思ってしまうのですが、コレには理由があるのです。
まずは「10」。
モーゼの「十戒」にあらわされるように「10」には特別な意味があるようです。
また私たちは普段「10進法」を使いますよね!
万物は、点(1)、線(2)、面(3)、立体(4)から成り立っています。
なんと、これらを足すと10になるのです!
点(1)+ 線(2)+ 面(3)+ 立体(4)=10
すごい一致ですよね!
そして「22」。
この22という数字には神の意志が宿っているといわれます。
その理由はヘブライ語にあります。
ユダヤ教のヘブライ語聖書やキリスト教の旧約聖書の創世記によると、神は「光あれ」と言葉を発することで、天地創造をはじめたといわれています。
その後、ものに名付けをし、その名前を呼ぶことで万物を創り出した・・・というお話しです。
このヘブライ語は、12の単音文字と7つの複音音子、3つの母文字からできています。
12+7+3=22!
ヘブライ語は22文字から成り立ち、このヘブライ語で天地創造を成し遂げたことを考えると22が特別な理由も頷けます。
1~9の数字で本当に占えるのか、ちょっと眉唾のような気もしますが・・・。
この数秘術、なかなかすごい占いなのです。
的中率もそうですが、性格や運勢、もって生まれたもの、人生の目的や前世、未来についても知ることができるのです!
わりとお手軽にできる占いですから、一度チャレンジしてみると面白いですよ!