ラッキー7といわれ、縁起の良い数字である「7」。
「7」は命にかかわる数字だということは、あまり知られていません。
縁起だけではなく、命にかかわる部分に着目してみました。
聖書や神話にも登場する「7」
「7」と聞いて真っ先に浮かぶのは曜日。
曜日は、日~土曜日の7種類がありますよね。
これは、聖書からきているといわれています。
三位一体なる唯一の神が天地を創造し始め、できあがったのが6日目。
そして7日目に休んだといわれています。
そこから7日目である日曜日は休息の日となったのだとか。
ちなみに最初の人間であるアダムとイブが創造されたのは6日目。
天地ができあがったときですね。
アダムとイブが活動し始めて夫婦になったのが、7日目、あるいは7日目以降といわれています。
聖書による天地創造は7日間なのですが、日本に伝わる神話にも「7」という数字が出てきます。
日本神道による神世七代。
造化三神の後に出てくる7代の神及びその時代を指します。
ちなみに7代目はイザナギとイザナミ。
日本の国や神様を生み出す神様ですね。
天地創造に関わるものにはなぜか「7」が関わっているようです。
生物の命には「7」が関係している?
今度は、地球上の(!)生物に目を向けてみましょう。
ヒトの妊娠期間は平均280日といわれます。
約40週ですね。
妊娠中は「現在、○週で・・・」と病院で言われますよね(笑)。
月経は28日周期。
約4週間です。
犬の妊娠期間は63日。
猫、タヌキ、コヨーテ、狼の妊娠期間は63日。
ネズミの妊娠期間は7日(早っ。ネズミ算になるわけだ・・・)。
羊は147日。
ライオンは98日。
牛、豚、山羊の発情サイクルは21日です。
ニワトリ、ウミバト、オカメインコ、オナガガモ、コクジャクなどが孵化するのは21日。
アヒルの卵は28日で孵ります。
白鳥は35日。
雀、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメは14日。
今度は魚です。
魚のハゼは、28日で孵化。
摂氏13度の水温下で孵化するそうです。
ニジマスは水温10度で35日。
気づきましたか?
これら、すべて7の倍数なんですよ!!!
なぜ、「7」なのかは別として・・・
「7」は命の誕生に深く関わっている数字だと思いませんか?
これは偶然ではないような気がしてなりません。
まだある!7の不思議
同じ大きさの円柱6個で円をすき間なく作ると、真ん中にすき間ができますよね!
実はここには、同じ大きさの円がピッタリ入ります。
これって、「6+1」つまり「7」の関係を表しているように思えてきます。
聖書の天地創造の7日間では、6日間で天地創造を終え、7日目には休息する・・・。
日本神道の神世7代では、7代目のイザナギとイザナミが国産み・神産みをする・・・。
単に「7」ではなく、「6+1」を象徴しているように思えてきます。
今日のことだま
「7」は命の誕生に深く関わっている数字。
「7」を意識することで、人生に深みを持つことができるかも!?