夏の疲れが続くなら『秋バテ』かもしれません。
今のうちにしっかり養生しておかないと、つらい冬になってしまうかも・・・!?
お彼岸が秋バテ克服にピッタリのタイミングです。
秋バテとは?
夏の疲れがまだ続いている方はいませんか?
そろそろお彼岸ですが、お彼岸まで尾をひく夏の疲れは「秋バテ」かもしれません。
お彼岸は9月23日の前後3日間で、9月20日~26日の1週間となります。
秋分は字の通り「秋を分ける」と書きますが、暦の上では秋の真ん中になります。
つまり、秋の半ばまできていても、秋の体にシフトできていない状況が秋バテなのです。
秋バテの症状は?
- 体がだるい
- 睡眠不足
- 食欲不振
- イライラする
- やる気が出ない
- 体がむくむ など
このお彼岸の間に秋の体をしっかり作っておかないと、冬に下痢になるなど腸が芳しくない状態になってしまいます。
秋バテの対策・予防法は?
夏バテは夏の暑さにより、体温調節が伴わなくなることで体に異変が起きます。
そして秋バテは、夏バテが解消していなかったり、秋特有の朝晩寒くて昼は夏の暑さという1日の激しい温度差に体が慣れず、体調に異変が起きます。
秋バテ対策をしておけば、体に疲れが残りにくくなります。
身体を冷やさない
秋初旬は、まだまだ暑さが残りますが、冷たい飲み物や食べ物はなるべく控え、体を冷やさないようにしましょう。
また、夏の延長でお風呂もシャワーだけで済ましがちになりますが、できるだけ湯船につかるようにします。
身体を温めることで自律神経が整いやすくなり、体と心が疲れにくくなります。
睡眠をとる
眠ることで体だけでなく心も休めることができるので、疲れがリセットできます。
質の良い睡眠を取るために、お気に入りのパジャマや心地良い布団を選んでみるのもいいでしょう。
また、寝る前にゆったりとヨガをしたり、やさしく体をマッサージするのも効果的。
アロマの香りに包まれるのもおすすめです。
バランスの良い食事を心がける
体は食べたもので作られています。
バランスの良い食事を摂ることで、体は機能的に働きます。
偏りのない食事に心掛けてみましょう。
秋バテを養生する食べ物とは?
では、具体的にどんなものがよいのでしょうか?
おすすめなのは根菜類。
根菜類は体を温めますし、冬に向かって、体を慣れさせていく準備をする食材でもあります。
根菜類の中でも特に丸い物は脾胃にやさしいとされていますので、食べすぎのこの時期にはピッタリなので、ハロウィンにかかせないカボチャや里芋などがおすすめです。
カボチャだとカボチャスープやカボチャの煮物がおすすめです。
特に小豆と一緒に煮るカボチャの煮物は魔除けと金運アップの効果がありますので、ぜひ味わいたい一品です。
また里芋は芋類の中でもローカロリーですし、ぬめりの成分が太りにくい体質をつくると言われています。
食物繊維も豊富で、体から不要な毒素を出す作用や免疫力アップの作用も。
つぶした里芋につぶしたごはんを3:1の割合で混ぜ、それをこねて丸くすればお団子に。
醤油と砂糖を混ぜてみたらしのタレをのせて食べると絶品!
お月見団子の代わりにもなりますよ!
お月見は金運アップに絶好のイベントですし、おすすめの品です。
脾胃を中心として体の気がぐるぐると巡っているのですが、脾胃が健全であれば、一年中健康だと言われています。
脾胃が弱ると体の気が回らなくなり、調子が悪くなったり病気になったりするのです。
秋バテをしっかり養生して、次の冬に備えましょう。